阿知須いぐらの館・旧中川家住宅

 いにしえの情緒が心地よく漂う阿知須いぐらの館(旧中川家住宅)は、明治時代に大工の部坂小右衛門により建築された、阿知須の居蔵造りの特徴を備えた建築のひとつです。

 大広間で冠婚葬祭や船出を祝う宴会などが催された。現在は、展示会、演奏会などのイベントにも使われます。

 四季の花鳥を描いた襖絵、これは田能村竹田系の画人、徳山に長く住み多くの作品を残している上田田単(1830-不明)の作品です。 吊り階段で上がる中2階は、生活道具を収めていた場所です。

 当時の古い生活道具がいろいろと展示されています。

現在は,山口市の施設として廻船業と居蔵造りの街の歴史を伝える資料館、郷土学習、地域交流の場となっています。

大広間は、現在では展示会、演奏会などのイベントにも使われています。

かっての米蔵は、昔の農機具や漁具を展示し、また阿知須浦をプロジェクターの映像で紹介する蔵シアターにもなっています。

商店街にある看板が目印です。

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