今日は秋穂二島のビュースポットをご紹介します。
山口市秋穂二島の美濃ケ浜海浜広場から数百メートル手前に標高36メートルの小高い丘があります。兜山古墳といって、5世紀頃作られた円形の古墳で、1960年の発掘調査では石棺や倭製変形獣帯鏡などが出土したそうです。近年、地元の方々により周辺が綺麗に整備され、道路からわずか数十メートル登るだけですが、美濃ケ浜や、ツール・ド・ヤマグチ湾の発着地点である山口きらら博記念公園まで見渡すことができます。

今回ご紹介するのはそのお隣の山で、山口湾が見渡せるとっておきの湾スタスポットです。兜山古墳の入口の道路挟んで反対側には多言語で書かれた遊歩道の案内看板があります。

案内看板に従って進むと、とてもきれいに整備された歩道が山頂へと続いていました。

適度に木が残してあり、眺望のいい場所にはベンチが置いてあります。歩き始めて15分で標高101メートルの山頂に到着。

登りながら見えてはいましたが、あーらなんと360度の大パノラマが待ち受けていました。地平線近くから登る朝日も、地平線近くに沈む夕日も見られそうです。パワースポットと言っても過言ではないでしょう。それにしても、ここにこんな素晴らしい遊歩道があったなんて知りませんでした。

山頂から南を見ると美濃ケ浜海浜広場が見えました。


山頂から北を見ると火の山連峰が見えました。

後日調べてみると、ここを整備されたのは山口市農林整備課だとわかりました。聞けば、昨年度から整備に着手されており、完全に終わるのは今年度中だそうです。山頂までは整備が終了しているとのことなので、そこまでは登ってもいいそうです。斜度も緩やかなため、ビンディングシューズでもすぐに登れます。ちょっと道を外れますが、湾スタスポットでパワーを蓄えませんか?

by 湾チーム


追伸 ちょっと作ってみました。来年こそこれを着てお手伝いしたいと思います。