大会当日まであと46日。今回もエイドステーション情報をお届けします。

秋穂地域で大切に受け継がれている「秋穂饅頭」。地元を中心に多くのリピーターに愛され続けています。一度は途絶えた秋穂饅頭の復活に関してはこれまで多くのメディアで取り上げられていますので詳細は割愛しますが、秋穂饅頭をはじめたくさんの和菓子は、なんと「菓秋やませ」の代表渡壁沙織さんが一人で作っているんです。かなり朝早くから作らないとまわらないそうで、若い方なのに頭が下がる思いです。秋穂饅頭のほかには、阿知須のくりまさるを使用した「阿知須饅頭」や、もちっとした食感が特徴の「もちみやこ」、昔ながらの芋羊羹なども作られている若手の和菓子職人さんです。


(菓秋やませの工場の前にて、渡壁沙織さんを撮影)

さて、前回のツール・ド・ヤマグチ湾では「饅頭(二島)」を提供しましたが、今回は、秋穂二島の有志の方々や前出の渡壁さんが集結して令和元年度に完全リニューアルされた「二島饅頭」を提供します。「二島」ということで、餡には秋穂二島の干拓地で収穫されたミネラル分豊富なさつまいも(鳴門金時)を使用しています。


(秋穂二島の干拓地で育てられているサツマイモ。遠くには周防大橋が!)

また皮部は、米粉を使用しているのでもっちりとした食感が楽しめます。焼印には、秋穂二島出身の若手デザイナー徳永七海さんが、秋穂二島のイメージをモチーフにして仕上げました。二島饅頭は、大海総合センターのエイドステーションで、以前ご紹介した秋穂の100%みかんジュースとセットで提供しますので、大海総合センターの小高い丘で瀬戸内海を眺めながら食べるのもいいですね。


(二島饅頭。米粉を使っていいるので時間がたつと少し硬くなりますがレンジで温めるとふっくらもちもちが復活します)

二島饅頭は、二島郵便局や地元の定食屋「楽しいところ」でしか販売されていない非常にレアな商品ですが、今回のツール・ド・ヤマグチ湾では「特別に」参加者へ提供することになりました。渡壁さんもかけつけますので、ぜひ声をかけてあげてください。

最後に渡壁さんから参加者の皆様へメッセージが届いています。

「山口のおいしいものを自然と一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。二島饅頭は秋穂二島で採れた金時芋を餡に練りこんだやさしい甘さのお饅頭です。もちもちとした食感と二島の風景をイメージした焼き印をお楽しみください」とのこと。

次回もエイドステーション情報をお伝えしますのでお楽しみに。

by 湾チーム